オタク歴30年のひかりが、様々なコンサート会場や劇場についてオタク目線で考察。
この会場初めて行くけど、見え方はどうなんだろう?
コンサートや舞台で初めて訪れる会場では、こんな心配もあるかと思います。
客席からの見え方、劇場・会場内の雰囲気、会場周辺の様子やアクセス、周辺のおすすめホテルなど…
会場を利用する方におすすめ・お得な情報を実際に利用したオタク目線でお伝えします。
今回は、神奈川県にある「ぴあアリーナMM」です。
これから「ぴあアリーナMM」を利用される方が、よりよい時間を過ごすための情報をまとめています。
- 客席からの見え方、会場内の様子
- 会場周辺の様子やおすすめの過ごし方
- 周辺の宿泊施設、アクセス方法など
会場内について
(客席からの見え方・トイレ・コインロッカーなど)
「ぴあアリーナMM」は音楽ライブに特化した1万人規模の会場。
私は「A.B.C-Z」のコンサートで利用しました♪
客席からの見え方
実際にコンサートで利用した際の体験をもとに、客席の特徴・見え方を解説します。
客席の特徴
- 収容人数:最大12,141人
- アリーナ席(1階)、スタンド席(2階・3階・4階)の構成
- アリーナ席の構成は公演によって大きく異なる
- スタンドは傾斜がしっかりしており被りが少ない
- 2階席後ろに立ち見席がある
スタンド席は傾斜が強めで視界が良好
1万人規模の大型の会場ですが、縦型のコンパクトな会場で、アリーナがとても狭く感じました。
同じく横浜にある「横浜アリーナ」が17,000人収容なので、比較するとやや小さい規模ですが、会場の広さの違いをとても感じました。
スタンド席は傾斜がしっかりあるため、前列の人の頭とかぶって見にくいということが少ないです。
「どの席からも見やすい」と評判が良い会場です。
3・4階席では距離が遠い
スタンド席の傾斜が十分にあるため、上段からは急な角度で見下ろすと感じる人もいます。
4階席は高くて立つのが怖かった…
3階席だったけど上から見下ろす感じだった…
という意見もありました。
ペンライトなどを落とさないように、ストラップをつけておくなどの対策をしておきましょう。
アリーナ席は公演によって異なる
アリーナ席は可動式の椅子のみなので、公演によって配置が異なります。
私が参加した公演でのアリーナ構成:
- 外周がスタンド席ギリギリではなく、アリーナ席の中に埋もれていた
- バックステージもスタンド席の直前ではなく、Cブロックの前に設置
その結果、
- スタンド席後方列でもバックステージや花道でも見切れることがない
- スタンド席から外周やバックステージがやや遠い
スタンドギリギリにバックステージがあると、後方のスタンド席からは目の前の花道が見えないことも多いです。
バックステージが外周よりも内側にあることで、見切れる部分ができないというメリットもありました♪
花道は内側にあり、アリーナ席に向けての設置のため低めに作られていました。
立ち見について
2階スタンドの後ろに立ち見あり
私が参加した公演では、以下のような立ち見が設置されていました。
立ち見席の特徴
- すべての場所に番号が振られていて、位置が決まっている
- 一列のみ
- 座席ありの最後列よりも一段高いので前の人の被りが気にならない
- 3階スタンド席の被りは少ないので、上が欠けることもない
上記の特徴から、過ごしやすい・見やすい立ち見の会場です。
番号が振られているので、場所取りをしてから動けないという立ち見席ならではのデメリットもありません。
見やすさとしては、3階・4階席に入るよりも良席であることが多いです。
おすすめの双眼鏡
- 倍率8〜10倍
- できるだけ快適に長時間覗く場合は、「防振機能付き」
- 軽い双眼鏡を探しているときは「防振機能なし」
目的に合わせて双眼鏡の選択をする必要があります。
コンサートの場合は、快適な視界・持ちやすさどちらを取るかで選ぶ双眼鏡が異なってきます。
一瞬たりとも見逃したくない場合は「防振機能付き」
こちらの双眼鏡は私が愛用している双眼鏡です。Canonの防振機能はとても優れているので、推しをずっとクリアにみられます。
メリット:
双眼鏡を長時間覗くとき、手ブレの有無は見やすさに大きく影響します。「防振機能」は揺れによる酔いを防いでくれます。
デメリット:
防振機能がついていると500g以上と重たくなりやすいです。
首からずっとぶら下げている・何度も上げ下げをする方は、「軽さ・小ささ」を優先するのもおすすめです。
軽さ・持ち運びやすさを優先した双眼鏡
こちらの双眼鏡は8倍・10倍とも重さ210gの軽量タイプ。ライブ中にずっと首から下げていても負担になりにくいサイズです。
視界と手軽さどちらを優先するかは、それぞれの参加スタイルに合わせて選ぶようにしましょう。
どの席でもカバーできる倍率
最近では電子チケットが増え、入場するまで座席がわからない場合が多いです。
アリーナ席・スタンド席最後列・立ち見など、どのような席でもカバーできるような倍率がおすすめです。
- 12倍ですと大きくなりすぎて見にくい場合も増えるため、倍率10倍がおすすめ
- 全体の雰囲気を楽しみたい方は、倍率8倍でも問題なし
双眼鏡を購入する際、さらに詳しく調べたい方はこちらも記事もご参考にしてください。
見え方以外の客席情報
客席の座り心地
ドリンクホルダーがあるし、会場内にドリンクや軽食の売店があるので便利♪
足元は少し狭くて上着などが邪魔だった…
などがこの会場の特に気になる点です。
口コミでは「座席が狭かった」という意見が多く、座席幅についてはややデメリットを感じる方が多い会場です。
大きな荷物は邪魔になるので、ホテルやコインロッカーに預けることをおすすめします。
劇場のような快適な椅子ではありませんが、コンサートは立っている時間も長いため気になりませんでした。
音響について
音楽コンサートに特化した会場であり、音響は良い会場です。
4階席でもしっかり重低音が響いていた♪
音割れがなく、聴きやすい会場だった!
2020年にできた新しい会場であり、コンサート専用の音響設備なので、上記のような好意的な意見が多い会場です。
トイレ
トイレは各フロアにあります。
公演の参加者の割合により、男性トイレが女性トイレに変わっている場合もあります。
私は2階フロアで参加したとき、
入場ゲート近くのL11〜15前にあるトイレは混雑していました。
(GatePのみが使用されていました)
L01・R38の奥にもトイレがあるのですが、こちらは奥まった場所にあるため空いていて列も無かったです。
入り口近くではなく、奥にあるトイレの方が空いていることが多くおすすめです。
コインロッカー
コインロッカーは会場外にあります。
大型のコインロッカーもありますので、キャリーケースなども預けることが可能です。
- 公演時間に合わせて利用可能時間が異なります
- 公演によっては使用できない場合もあります
公式Twitterにて公演ごとのコインロッカー利用可能時間が記載されています。
利用を予定している方は、会場へ向かう前に確認しておきましょう。
会場内の店舗について
会場内に売店があり、ドリンク類・軽食が販売されています。
品数は多くありませんが、ホットミールもいくつかあり公演前にお腹が空いた場合は活用できます。
キャッシュレス決済も対応していました。
客席での飲食も可能な会場です。
商品の種類は多くないため、時間に余裕がある方・しっかり食べたい方は事前に済ませてから会場入りすることをおすすめします。
入場ゲートについて
入場ゲートが複数箇所あり、座席によって異なります。
公演によって会場内でのアリーナ席・スタンド席の行き来ができない場合があります。
私が参加した公演:
- ゲート「A・P・I」のうち、「A・P」のみ使用
- 事前に「S・L・M・P・G」のどれかのアルファベットが割り振られていた
- S・LはゲートP。M・P・GはゲートA。
- ゲートAからはアリーナもしくは2階スタンド席へ
- ゲートPからはスタンド2・3・4階席へ
割り振られるアルファベットは公演によって異なります。
スタンド席とアリーナ席の行き来は不可の場合
ゲートAから入場した場合はアリーナ席とスタンド席の両方があるため、スタンド席の場合は、係員の方にチケットを見せて2階へ上がります。
一度2階へ上がると、1階フロアへ戻ることはできませんでした。
会場内で合流ができないため、チケットのお譲り・交換などをする場合はご注意ください。
会場周辺情報
(アクセス・ホテルなど)
会場へのアクセス
最寄駅は複数あり、使用する路線によって選択肢が異なります。
みなとみらい線
- 「みなとみらい駅」 1番出口より徒歩7分
- 「新高島駅」 2番出口より徒歩8分
JR線
- 「桜木町駅」東口(北改札)より徒歩7分
正面エスカレーターを登っていただき動く歩道から2Fペデストリアンデッキをご利用ください。 - 「横浜駅」 東口より徒歩18分
最寄駅である「みなとみらい駅」「桜木町駅」から会場は両方とも7分程度ですが、どちらも道に迷わずスムーズに移動できます。
「みなとみらい駅」からは直進の1本道、「桜木町駅」からは動く歩道・ペデストリアンデッキを通ることで会場へ到着します。
おすすめは「桜木町駅」
桜木町駅はJR線なので、東京駅から乗り換えなしで移動することも可能。交通の便が良い駅です。
- 東京駅→(京浜東北線)→桜木町駅
- 時間:約43分
- 運賃:561円
桜木町駅の北改札から東口へ、動く歩道を通り、ランドマークプラザ内を経由して会場へ行くルートがおすすめです。
この経路ですと屋根のある部分が多く、天気が悪くてもあまり雨に濡れずに移動ができます。
周辺の飲食店情報
会場内の売店は品揃えは少なく、値段も高めのため、会場外で食べてくることをおすすめします。
会場から5分以内の場所に、
などの複合施設には複数の飲食店が入っています。
私もぴあアリーナに行った際は、「ランドマークタワー」内のレストランで食事をしたり、時間を潰して過ごしておりました。
曜日・時間帯によっては混雑はしますが、駅周辺を中心にカフェやレストランなども多数あります。
昼公演と夜公演の間は、同じように周辺で過ごす人が多いので、できるだけ早めに移動することでスムーズに利用することができます。
周辺の宿泊施設
おすすめの宿泊エリアは「桜木町駅」周辺
こちらはじゃらんで劇場周辺のホテルを検索した結果です。
画像を見て分かる通り、多くのホテルが「桜木町駅」の周辺に位置しています。
会場から徒歩圏内にたくさんのホテルがあるため、リーズナブルに宿泊することもできます。
「みなとみらい駅」の周辺にもいくつかホテルはありますが、ハイクラスホテルが多いエリアです。
みなとみらいの景観を楽しみたい・ハイクラスホテルのサービスを受けたいな♪
という方には「みなとみらい駅」周辺ホテルもおすすめです。
みなとみらい・桜木町周辺は観光地でもあり、パシフィコ横浜・横浜スタジアムなどの大勢が集まる施設も点在しております。
他の会場と日程が被るとホテルの予約も取りづらくなってしまうため、早めに予約することで宿泊費を抑えたり・会場から近いホテルを確保できます。
安く・簡単にできる!ホテル予約方法
コスパのよいホテルは早くに埋まりやすく、早期割引のあるホテルも多いため、早めに予約することがおすすめです。
私も遠征の際、公演が決まるとまずはホテルの確保をします♪
ホテル予約をする際は、ネットの予約サイトを活用することをおすすめします。ネット予約はメリットがたくさん。
- ポイント還元がある
- 24時間いつでも予約・キャンセルができる
- 期間限定セールを頻繁に行なっている
- 航空機・新幹線などとのセットプランもある
おすすめの予約サイトはこちら。目的に合わせて選択してください。
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ヲタク歴30年のひかりがコンサートや舞台をさらに楽しむための準備についてまとめました。
「横浜ぴあアリーナMM」に行かれる方の参考になれば嬉しいです♪
コンサートだけでなく前後の時間も最高なひとときを過ごせますように。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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