オタク歴30年のひかりが、様々なコンサート会場や劇場についてオタク目線で考察。
この会場初めて行くけど、見え方はどうなんだろう?
コンサートや舞台で初めて訪れる会場では、こんな心配もあるかと思います。
客席からの見え方、劇場・会場内の雰囲気、会場周辺の様子やアクセス、周辺のおすすめホテルなど…
会場を利用する方におすすめ・お得な情報を実際に利用したオタク目線でお伝えします。
今回は大阪府にある「京セラドーム」です。
- 客席からの見え方、会場内の様子
- 会場周辺の様子やおすすめの過ごし方
- 周辺の宿泊施設、アクセス方法など
会場内について
(キャパ・見え方・トイレ・コインロッカーなど)
会場のキャパ・客席からの見え方について
座席数:約55,000人
(アリーナ席利用時)
5大ドームの一つで、5万人を超えるキャパの会場です。
5大ドームの比較表
面積 | コンサート時 | 野球時 | |
東京ドーム | 46,755m2 | 55,000人 | 46,000人 |
京セラドーム大阪 | 33,800m2 | 55,000人 | 36,154人 |
バンテリンドームナゴヤ (ナゴヤドーム) | 48,169m2 | 49,427人 | 36,418人 |
福岡PayPayドーム | 69,130m² | 52,500人 | 38,561人 |
札幌ドーム | 55,168m² | 53,845人 | 40,476人 |
京セラドーム大阪と東京ドームのコンサート時の基本の収容人数は変わらないように見えますが、実際は東京ドームの方が広いです。
東京ドームではステージの組み方により67,000人を動員した公演もありました。
会場によって客席の配置が違う・アリーナの広さが異なるため、同じ列でも見え方が違います。
京セラドーム大阪
https://www.kyoceradome-osaka.jp/seat/pdf/seat2015.pdf
客席の列数:(最大部分)
京セラドーム下段A~P列+1~29列、上段1~14列
※バクステ部分の下段はA~P列が無く1~29列のみ
(東京ドーム下段1~47列、上段1~33列)
京セラドームは、
- ステージ裏になる部分にもスタンド席が多い
- バックステージではなくセンターステージ横辺りが一番幅が広い
という特徴があります。
東京ドームに比べると横に広がっているイメージです。
東京ドーム座席表
東京ドーム
https://www.tokyo-dome.co.jp/dome/seat/pdf/dome_seating-map.pdf
バックステージ側の列数が少なく、下段後列・上段からの距離感が東京ドームに比べて近く感じます。
客席からの見え方
各客席からの見え方は公式ホームページにて掲載しておりますので、ご参照ください。
実際に参加した私の感想は、
東京ドームより全体的に距離が近くて見やすい!特に上段の高さを感じにくかった。
アリーナ席でも後方列となってくるとメインステージ(1番前のステージ)となると肉眼では表情などははっきり見えません。
スタンド上段となると「米粒サイズ」と言われる、「なんとか誰がいるか分かる」サイズ感になってきます。
「雰囲気を楽しめれば大丈夫♪スクリーンもあるし♪」という方以外は双眼鏡を持っていくことをおすすめします。
コンサートなどの生の場では「ずっと推しだけを見られる」特別な場所です。
それぞれの楽しみ方を見つけて、最高の時間にしてください。
おすすめの双眼鏡
防振機能付きの10倍の双眼鏡
10倍であればどの席でも表情まで確認することが可能です。
最近は、電子チケットになっており入場まで座席が分からないという場合も多いです。
ドームでは前方席でも、「メインステージは近かったけど、バックステージに行っちゃったら全然見えない…」という事もあります。
「倍率10倍」の双眼鏡で、どの席でもカバーできる見やすさをおすすめします。
- 倍率10倍・防振機能付き、視界良好な双眼鏡
- 倍率10倍・軽量・コンパクトなおすすめ双眼鏡
ドーム公演の上段スタンド席では倍率12倍の双眼鏡でも大丈夫ですが、
・高価なこと
・今後舞台などで使用する際に大きく映りすぎて使いにくい
というデメリットもあります。
「推しの表情やちょっとしたしぐさ」を楽しみたい方は、絶対に双眼鏡があった方がいいです。
双眼鏡については下記の記事で詳しく解説しています。
双眼鏡をレンタルするという選択肢
防振機能付きとなると高価なものが多くなってきます。
双眼鏡をレンタルする選択肢もあり、使ってみて良かったら購入するというのも一つです。
ビスタ席について
こちらの席は他の席と異なる点があるため、詳しく解説していきます。
ビスタ席とは?
- 京セラドーム6・7・8階に位置しており、スタンド席上段の上
(天井席に位置している) - 本人確認をする可能性が高い(絶対ではない)
- VIPルームにある客席なので、座席がフカフカで座り心地が良い
- コンサートの際は基本的にVIPルームのサービスは利用できない
(VIPルームのソファやルームサービスなど)
楽しむポイント:
- 座り心地の良い座席
- 列数が少なく前の人が気にならない快適な視界
- 普段はなかなか入れない貴重な空間
- 上から見るペンライトが輝く景色は感動します!
ビスタ席で参加したこともありますが、座席にゆとりがあってとても見やすい配置でした。
客数が少ないので、客層の雰囲気によっては「やや盛り上がりに欠ける」と感じる方もいらっしゃるかもしれないエリアです。
★本人確認をする可能性が高い
⇒必ず会員証・身分証を忘れずに!
★中に店舗がなく、食べ物・飲み物を購入することが出来ない
⇒入場前に済ませていきましょう。
★入退場がエレベーター
⇒退場時に混雑しやすいため、電車の時間がある方などはアンコールが終わる直前など早めの退場をする必要があります。
★天井席なので距離が遠い
⇒双眼鏡を忘れずに!
スタンド上段席のさらに上となるため、肉眼で表情の判別は難しく、「たぶんあれが自分の推しなんだろうな…」程度の見え方でした。そのため、双眼鏡は絶対に合ったほうがよいです。
この「ビスタ席」では、「本人確認の有無」がいつも話題になるのですが、
「公演によって異なるので行ってみないと分からない」というのが実情です。
最近では、「ビスタ席だけではなく全員の本人確認があった」という公演もありますので、「本人確認」ができるものは忘れずに持って行った方がよさそうです。
トイレについて
会場内、トイレは複数個所にありますが、開演時間が近くなるにつれて混雑していきます。
近くに商業施設があるため、やや分散もしていますが、公演前後の時間は最寄り駅・近くの商業施設も含めて混雑します。
トイレに並ぶ時のコツ
★女性用トイレを選ぶ
⇒コンサートの際は男性用トイレが女性用トイレとして利用されることが多くあります。
もともと男性用のところは数が少なく列の進みが遅いので、もともと女性用であったところを選んだほうが回転率が良いです。
★上の階の端のトイレを選ぶ
⇒基本的に上段の方がお客さんの数が少なく、端の方に行くほど列が短くなりやすいです。
コインロッカーについて
京セラドーム敷地内にも複数個所コインロッカーがあります。
しかし、ほとんどが小・中サイズのため、大きなキャリーケースなどは入らない可能性があります。
大きなコインロッカーもありますが、こちらは営業時間が11:00~19:00なので夜公演の場合は利用できません。
おすすめは、
★近場のホテルを確保してホテルに荷物を置いてくる
★駅のコインロッカーを利用する
最寄り駅は、数の多い少ないはありますが、コインロッカーが設置されています。
絶対に確保できる保証はありませんが、大きめのコインロッカーもありますので、ホテルに寄るのは大変・時間がない場合などは選択肢の一つです。
会場周辺はホテルが少ないため、早めの予約がおすすめです。
会場周辺について(アクセス・飲食店・ホテルなど)
アクセス
最寄り駅
- 阪急なんば線「ドーム前駅」徒歩すぐ
- 地下鉄長堀鶴見緑地線「ドーム前千代崎駅」徒歩すぐ
- 大阪環状線「大正駅」徒歩7分
- 地下鉄中央線「九条駅」徒歩9分
徒歩の距離を見ると「ドーム前駅」もしくは「ドーム前千代崎駅」がおすすめですが、宿泊するホテルなども考慮して選択してください。
主要駅から最寄り駅へのアクセス
新幹線の場合:
新大阪→(御堂筋線)→心斎橋駅→(長堀鶴見緑地線)→ドーム前千代崎駅
運賃:280円
時間:約30分
新大阪→(御堂筋線)→なんば・大阪難波→(阪急なんば線)→ドーム前
運賃:490円
時間:約25分
新大阪→(JR京都線快速)→大阪駅→(JR関空高速)→大正駅
運賃:220円
時間:約25分
新大阪から会場へ向かう場合は、いくつかの乗換駅があります。
どちらも大きな違いはありません。
会場周辺はホテルが少ないため、乗り換え駅周辺でホテルを確保することもおすすめです。
上記に挙げている乗換駅「心斎橋駅」「なんば」などは駅周辺にホテルも多く、他路線への乗り換えも可能です。
関西国際空港からの場合:
関西空港→(JR関空快速)→大正駅
時間:約1時間
運賃:1,080円
周辺の宿泊施設について
ここまでもお伝えした通り、会場周辺の徒歩圏内はホテルが少なく、「とにかく格安で泊まりたい!」「ゲストハウスやカプセルホテルでもいい!」という方以外は選択肢が少なくなります。
京セラドームは収容人数も多いため、公演のある日は早い時期からホテルが埋まってしまうため、公演が決まったら早めに確保しておきましょう。
おすすめ宿泊エリア
新大阪から会場に向かう場合:
「心斎橋駅」「なんば駅」周辺はおすすめの宿泊エリアです。
2つの駅は徒歩10分程度の近い距離にあります。
なんば駅・心斎橋駅周辺は「大丸心斎橋店」「心斎橋PARCO」「なんばパークス」「アメリカ村」などがあります。道頓堀も近いため、大阪を満喫するにはおすすめのエリアです。
京都・神戸方面にも行きたいと考えている場合:
「大阪駅」「梅田駅」周辺もおすすめです。大型の商業施設も多く、交通の便が良いため、他の観光地などと組み合わせる際に便利なエリアです。
関西国際空港から会場に向かう場合:
大正駅の一つ手前にある「新今宮駅」周辺はいくつかホテルがあります。
もしくは、空港から南海空港線急行で45分程度で「難波駅」に到着できるため、難波駅周辺のホテルもおすすめです。
会場徒歩圏内・乗換駅周辺のおすすめホテルをご紹介いたします。
おすすめのホテル
ホテルソビアル大阪ドーム前
おすすめポイント
- 大正駅から徒歩1分。京セラドームへ徒歩圏内!
- ツイン2,250円~/人。コスパ抜群のリーズナブルなホテル!
- 大浴場+露天風呂あり、コンサートで疲れた体を癒せる♪
- ウエルカムドリンク・朝食バイキングあり
宿泊費(一例)
素泊まり・ツイン・2名利用:2,250円~/人
朝食付き・ツイン・2名利用:2,850円~/人 (2022年2月現在)
公演のある土日などは少し割高になりますが、それでも会場近くに宿泊することで、交通費やコインロッカー代などを浮かせることが出来ます。
出来るだけ近くに泊まって快適な時間を過ごしたいという方におすすめのホテルです♪
ホテルグレイスリー大阪なんば
おすすめポイント
- 地下鉄「なんば駅」より徒歩1分、JR「難波駅」より徒歩3分!
- 清潔・キレイとの高評価な口コミ多数
- トイレ・お風呂が別々
地下鉄四つ橋線32番出口が最も近い出口であり、御堂筋線などからは少し距離があります。
「きれいなお部屋がいい。でも出来るだけ安く泊まりたい」という方におすすめです。
宿泊費(一例)
素泊まり・ツイン・2名利用:3,500円~/人
朝食付き・ツイン・2名利用:5,000円~/人 (2022年2月現在)
ホテルモントレ グラスミア大阪
おすすめポイント
- JR難波駅・各線なんば駅直結!空港リムジンバス乗り場直結!
- 夜景の楽しめる「高層階確約」プランあり
- 「アフタヌーンティー付き」「ランチ付き」「ルームサービス」なども
宿泊費(一例)
素泊まり・ツイン・2名利用:5,525円~/人
朝食付き・ツイン・2名利用:6,600円~/人 (2022年2月現在)
なんば駅直結で雨の日も濡れずにホテルに入ることが可能です。
京セラドームへも乗り換えなしで行くことが出来ます。
安く・簡単にできる!ホテル予約方法
コスパのよいホテルは早くに埋まりやすく、早期割引のあるホテルも多いため、早めに予約することがおすすめです。
私も遠征の際、公演が決まるとまずはホテルの確保をします♪
ホテル予約をする際は、ネットの予約サイトを活用することをおすすめします。ネット予約はメリットがたくさん。
- ポイント還元がある
- 24時間いつでも予約・キャンセルができる
- 期間限定セールを頻繁に行なっている
- 航空機・新幹線などとのセットプランもある
おすすめの予約サイトはこちら。目的に合わせて選択してください。
予約サイト | オススメポイント |
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一休 | ハイクラス・高級ホテルが豊富に掲載されている |
私のおすすめは、地図検索ができる・ポイントの還元率がよい「じゃらん
ヲタク歴30年ひかりがコンサートをさらに楽しむための準備についてまとめました。
「京セラドーム大阪」に行かれる方の参考になれば嬉しいです。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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