オタク活動にいくら使っているか把握していますか?
私は数年前まで全く把握しておらず、好きなだけ使っていました。
「正社員で仕事もしているし、ある程度の貯金もできているので大丈夫かな?」と考えていましたが、将来のことを考えて計算してみると、このままではダメなことに気がつきました。
気がついてからいろいろと行動をした結果、資産管理は少しの工夫と知識で大きく変わることが分かりました。
今が楽しいのは大事だけど、将来も少し気になる…
貯金もしたいけど、推し活を制限するのは嫌だ
オタクとして、推し活を100%楽しむためにも、お金のことを考えることは大切です。
この記事では、推し活とお金を貯めることを両立するために、オタクが実際に行ったお金の管理方法と誰でもできる節約テクニックを紹介します。
- 推し活を楽しむためのお金の知識
- 誰でもすぐにできる貯蓄・節約術
- オタクが推し活を継続するために行ったお金管理
推し活と貯金の両立
オタクとしての楽しみと経済的自立の重要性
- オタク活動は非現実の世界なのでお金のことなんて考えたくない
- 推し活にかかったお金は実質0円
私はこの考えでずっときていましたが、やはりお金のことを考えておかないと、毎日の生活や将来のことで不安になってしまうこともありました…
お金の管理をしっかりしていると不安が減るので、推し活を全力で行うことができます。
節約をするからといって、推し活を諦めるわけではありません。
推し活と資産形成を両立させるポイント
- 無駄遣いを減らす
- お金の使い方に優先順位をつける
- 推し活以外で上手に節約をする
- 資産形成を正しく行うための知識を身に付ける
少し知識があるだけで、推し活にかけられるお金が増える場合もあります。
正しい知識を身につけてお金の管理をし、推し活を思いっきり楽しんでいきましょう。
支出を把握して推し活に使えるお金を確認
推し活での支出を把握する
推し活ではさまざまな場面で支出があります。推している対象によって内容は異なってきますが、イベントそのものだけでなく、イベントに参加するための交通費や宿泊費・オフ会の参加費なども含まれます。
無駄な出費を減らしたり、上手に節約するためには「何にいくら使っているか」を知るとことが大切です。
推し活関連の支出(一例)
- イベント・コンサート・舞台のチケット代
- グッズ代(CD、雑誌、アクスタ、写真、ライブグッズなど)
- 遠征費(交通費、宿泊費)
手軽に把握できる方法を活用する
支出を把握するときに「家計簿アプリ」を利用すると簡単に把握することができます。一つずつ記録していくのは大変なので、クレジットカードを連携できるアプリを使用して、自動で記録できるものがおすすめです。
私は「マネーフォワードME」を利用しています。
クレジットカードを連携できるので、自動で記録してくれて便利です。
支出を明確に把握することで、どのように節約し、効率的に推し活をするかの計画を立てていきましょう。
推し活と普段の生活のバランス
推し活と普段の生活費のバランスを取ることは非常に重要です。
生活必需品や固定費に影響を与えずに趣味にどれだけの金額を充てられるかを考えることで、貯金と推し活のバランスを取ることができます。
- 収入を正しく把握する
- 推し活以外の支出を把握する
- 貯蓄に回せている金額を知る
収入・支出の把握は、上記の家計管理アプリで合わせて行うことができます。
収入と支出のバランス・支出における推し活にかけている割合を知ることで、今後どのくらい貯金ができるのかがわかります。
オタクの将来への貯金の考え方
将来のために貯金をすることは、オタク活動を長く続けるためにも欠かせないことです。
- 将来自分が必要なお金を正しく把握する
- 現在の毎月の貯蓄に回せている金額を確認
- ライフプランから必要なお金を把握する
- どのくらい貯金に回せば良いかを理解する
将来どのくらいのお金が必要かを考えるのは難しい部分もありますが、正しく理解しておくことで不安を減らすことができます。
私は「お金の大学」という書籍を読んで勉強を始め、動画も合わせて視聴しました。その後、さらに勉強したいと思いFPの資格も取得しました。
資格取得までは行わなくても、資格の勉強をすることで、お金に対して正しい知識を深く学ぶことができるのでおすすめです。
緊急時に備えた貯蓄や将来の大きなイベントのために貯金をしておくことで、経済的な安心感を持って推し活を楽しむことができます。
推し活の予算を考える
推し活予算を設定する
推し活にかける予算を考えることは、現状を変えるために大切になります。ポイントは、「ただ我慢をして予算を減らす」はしないということです。
我慢をすれば確かに費用は減らすことができますが、推し活への満足度が低下してしまいます。
予算を決めるときのポイント
- 自分の収入から推し活にかけても問題のない金額を把握する
- 毎月固定でかかる金額と特別費を考慮する
雑誌のように毎月かかるものと、年に数回のコンサートなどの時々かかるお金があります。1ヶ月ごとの収支で把握していくと、特別多く出費をする月もあるので、「特別費」として毎月積み立てることをおすすめします。
例:
- 1ヶ月にかかる固定費:5,000円
- 特別費:20,000円
毎月、推し活にかけている支出を把握することで、予算を立てるときも現実的な数字で見積もることができます。
新規グッズ購入をするときに考えること
新しく推しのグッズを購入する際に一度立ち止まって少し考えてみましょう。
- これは自分が本当に欲しいものなのか
- 人と張り合うために買ってはいないか
私がこれまでに購入したもので、後で後悔した・満足度が低かったものを紹介します。
保存用・観賞用などと同じものを複数購入
他のオタク仲間が「推しを応援するために」と同じものをたくさん購入しているのを見て思わず購入。推しを心から応援する気持ちで購入した場合は、満足度が高いですが、人と比べるために購入した場合は後で後悔する気持ちも湧いてきました。
本当に自分が心から欲しいのかを確認しましょう。
その場のテンションで予定以上に購入
コンサート会場・イベント会場などのテンションが上がっている場所では、予定してい以上にたくさん購入してしまうことがあります。その場を楽しむことはできるのですが、帰宅してから保管に困ったり・全く使わなかったりというものが多数起こりました。
会場で購入する・テンションが上がっている場で購入するときは、一度気持ちを落ち着けてみることも大切です。
推し活で使える節約テクニック
グッズ代・チケット代は値段を下げることが難しいですが、その他の部分では節約をできるポイントがあります。費用を抑えられるところは節約して、推しに直接かけられる金額を増やしていきましょう。
交通費を抑えるためにできること
イベントやコンサートに参加する際の移動や宿泊には、高額な費用がかかることがあります。夜行バスやLCCを利用すること・安い宿泊施設を選ぶことで、これらの費用を大幅に削減することができます。
飛行機を安く予約するコツ
飛行機の予約をするときのポイント
- LCC(格安航空)を活用
- 早めに予約
- 比較をする
飛行機を利用する際に、格安航空を利用すると金額が大きく変わります。ANA・JALの半額や1/3程度で乗れることも。
航空券は比較サイトを利用して、一番安く利用できる航空会社はどこか調べることも大切です。
いちばん安い航空券を一括検索するならエアトリホテルと航空券をセットで予約するとさらに格安に確保できる場合もあります。
遠征のホテルと航空券をセットで安く手に入れる【エアトリプラス】私は、スカイマークを利用することが多いです。
理由としては、無料での荷物預かりの範囲が広いこと・使用する空港での便数が多いことなどです。
推し活の遠征となると荷物が多くなりやすいので、手荷物・預け荷物の無料範囲が大きいのは魅力的です。
飛行機は予約時期によって金額が大きく変わってきます。基本的に早期割引がついているものも多いので、参加が決まったら早めに確保するようにしましょう。
リーズナブルなプランは、キャンセル料が高いもの・便の変更ができないプランもあります。
まだ参加が確定していない場合や変更の可能性がある場合は、キャンセルポリシーをしっかり確認するようにしましょう。
新幹線を安く予約するコツ
新幹線は飛行機に比べて金額が大きく変わることがなく、一律である場合が多いです。しかし、早期割引など一部の列車では格安で利用することができるので、新幹線の場合も割引などがないかは事前に確認をしておきましょう。
東海道新幹線・東北新幹線を利用する場合、それぞれにお得な情報がありますので下記の記事も併せてご覧ください。
宿泊費を抑えるためにできること
遠征をするときに交通費の次にかかるのが「宿泊費」です。この二つを上手に節約できると、大きな金額を節約できる場合もあります。
宿泊費を抑えるポイント
- オンライン予約サイトを活用する
- キャンペーンを利用する
- 早期割引を活用する
- 複数人で宿泊する
- 航空券などとセットで購入をする
ホテル予約サイトは複数ありますがリーズナブルなホテルを探している場合は、「じゃらんnet」「楽天トラベル
ホテル予約サイトでは、定期的に独自のキャンペーンを行なっているので、そのタイミングで予約をするとさらに安く予約できる場合もあります。
ホテルは金額も大きいので、ポイント還元の利用も重要です。
ホテルの公式HPからの方が安く予約できる場合もありますが、ポイント還元・キャンペーンの利用なども考慮して選択するようにしましょう。
早めの時期に確保する
ホテルも航空券と同じで、30日前・60日前までの割引など早期割引があります。
ドーム・スタジアムなどの大型会場での公演では、近くのホテルがほとんど埋まってしまうこともあります。
以前、県内のホテルが全くなく、県外のホテルまで人が溢れていたこともありました。公演が決まったら、チケットの当落が出る前にホテルを確保することもよくあります。
良い条件のホテルから埋まっていきます。キャンセルポリシーを確認して、ホテルはできるだけ早めに押さえておくようにしましょう。
複数人で宿泊する
ホテルは基本的にシングルよりもツインの方が安いことが多いです。一緒に参加する友人がいる場合などは、一緒に宿泊することもホテル代を安くする一つの手段になります。
ホテルは値段以外にも注意を
- カプセルホテルで周りの音が気になりゆっくり休めなかった
- 会場から遠い場所を選んでしまって、コインロッカー代・交通費が高くついた
- 選んだ場所が繁華街のホテルで夜の移動が少し怖かった
宿泊場所を選ぶときは、「安全に・快適に泊まる」ということも大切なので、バランスを見て心地よい範囲で選択をするようにしましょう。
ホテル・宿泊エリアの選び方については、以下の記事で詳しく解説しています。
バランス・メリハリが大切
私は、旅行も大好きなので、遠征の際はホテル選びも楽しみの一つです。たまには少し高級なホテルに泊まってゆっくりする・温泉のあるホテルでリフレッシュなども行なっています。
推し活にかけられる予算と相談して、「遠征の際は思いっきり遊ぶ」というのも一つです。
そのためにも、いくらかけられるかということを知ることが大切です。自分の収支を把握して、推し活にかけられる金額を把握しておきましょう。
クレジットカードを上手に使う
以前は、コンサート会場でのグッズ購入・チケット代の支払いは現金のみや銀行振込のみで、クレジットカードの支払いは使用できませんでした。
クレジットカードの使用が一般化してきたことから、使用範囲が広がっています。
私も最近はチケット代やファンクラブの会費でクレジットカードを使用することが増えています。
雑誌の購入・CDやDVDの購入、遠征費の支払い、全てをカードで支払うことでのポイント還元はかなり大きいです。
\楽天市場でよく買い物をする方は、楽天カードがおすすめ!/
楽天は使用頻度が高いほどポイントの還元率が上がります。さまざまな支払いを楽天にまとめることで楽天ポイントが貯まりやすくなります。
クレジットカードを使用することでのメリット
- ポイントが貯まる
- 使用した金額の把握がわかりやすい
- 銀行でお金をおろすなどの手間が減る
クレジットカードを使用することで、ポイ活のように手間をかけずポイント還元の恩恵を受けることができます。
まだクレジットカードを支払いでほとんど使っていないという方は、少しずつ活用していきましょう。
カード枠を活用して舞台のチケットを購入する
舞台観劇をする方にはお馴染みですが、クレジットカードを利用したカード枠というチケットの確保方法もあります。今後、舞台チケットの購入を考えている方は、カード枠でも活用できるような種類を選択することがおすすめです。
カード枠におすすめのクレジットカード
- チケットJCBの取り扱いのあるカード
- エポトクプラザを活用できるカード
対象カード:エポスカード - 【セゾンカード】セゾンカードインターナショナル
JCBはさまざまなカードで選択でき、カード枠も多いためおすすめです。エポスカードの「エポトクプラザ」・セゾンカードの「セゾン・UCチケット」も取扱公演数が比較的多いので、無料カードで大丈夫なので持っていて損のないカードです。
カード枠については、以下の記事で詳しく解説しています。
このように、オタク活動と貯金の両立は、計画的に支出を管理し、賢く節約することで十分に可能です。
自分にできそうなことから少しずつ始めてみましょう。
生活の中で行える簡単な節約テクニック
推し活以外の日常生活の中でも簡単にできる、節約テクニックを紹介します。
「推し活にかけるお金は減らしたくない!」という方は、その他を節約をして推し活にかけられる割合を増やしていきましょう。
不要なコストの削減
日々の生活の中で最初に不要なサブスクリプションサービスの契約をしていないかを確認しましょう。
- 全く視聴していない動画配信サービス
- 契約したきりほとんど通っていないジム
これらは一度解約をするだけで、毎月の支出を減らすことができます。
生活を見直して、不要なサブスクの契約がないか確認をしましょう。
自炊・宅配などを上手に取り入れて外食費の削減
外食する機会を減らし、自炊を心がけることで大きく節約できます。簡単なレシピ、食材を上手に使い回すことなどで、負担少なく節約することが可能です。
食費を抑えるときに無理はしない
- 自分の負担が大きく増えることは行わない
- 料理をすることが苦手・料理をする時間を別のことに回したいという方は無理をしない
料理に苦手意識がある方は無理に行う必要がありません。ただ、私も元々は苦手でしたが、思いのほか簡単にできるレシピや使い勝手の良い調理器具があり負担を増やさずに自炊の割合を増やすことができました。
最近、料理を全くしていないという方は、一度挑戦してみると考え方が変わるかもしれません。
自炊以外にも食費を減らす方法はあります。
- コンビニでの購入をやめてスーパーで購入する
- 食材宅配を取り入れて、買い物に行く時間を節約・無駄な買い物を減らす
買い物に頻繁に行くとつい余分なお菓子なども買ってしまうという方もいます。コンビニに行く回数を減らすだけでも節約効果がありますので、自分に合った食費を減らす方法について考えてみましょう。
携帯料金の節約
携帯料金プランの見直しや、データ使用量を管理することで月額費用を抑えられます。また、無駄なオプションサービスは解除しましょう。
格安スマホは本当に大丈夫?
通信速度・データ使用量など、自分がどこまでのスペックを求めるかによっても選択肢が異なりますが、格安スマホでも事足りる場合が多いです。
大手キャリアと同じ回線を使用している会社を選択したり・Wi-Fiを活用したりすることで、問題なく使用できています。
私は、auからUQモバイルに変更することで月に6,000円程度削減することができました。
スマホ代金は毎月の固定費なので、早めに見直しを行うことでそれ以降の費用をずっと減らすことができます。
クレジットカードの活用
推し活での節約術の中でも紹介しましたが、日常生活のお買い物でも活用できます。
ポイント還元率の高いクレジットカードを選び、日常の支出に利用することで、ポイントを貯めて節約につなげることができます。
\楽天市場でよく買い物をする方は、楽天カードがおすすめ!/
新NISAを活用して長期の資産形成を考える
投資は少し怖いな…
本当に大丈夫かな?
と思っている方もいらっしゃると思います。
私も勉強する前までは、全てを貯金に入れて0.01%の利子しかつかない状態でした。
投資はリスクを伴うものなので、少しの勉強は必要ですし、間違った方法をしてしまうと自分のお金を減らすことにもつながります。しかし、ものの値段がどんどん上がっている今、銀行の利子だけでは貯金をしていてもお金の価値が減ってしまいます。
最近は新NISA(少額投資非課税制度)も始まり、ネット証券で手数料の安い投資信託などに簡単に申し込むことができます。
投資を始めるときの注意点
- 必ず自分で調べて納得をしてから購入をする
- 大手銀行・証券会社などの窓口では購入しない
- 少額から始める
- 長期投資を前提として短期的に必要になるお金は貯金に残しておく
私は、YouTube動画を活用して学び始め、FPの勉強をして、投資を少しずつ始めています。
FPは資格を取得しなくても基礎知識として持っていると役立つことがたくさんありました。
投資はリスクを伴いますが、長期的な視点で資産を増やす方法の一つです。自分が将来どのくらいのお金が必要なのかを把握して、投資の必要性なども併せて確認していきましょう。
自分に合った方法を見つけ、楽しみながら節約と貯蓄
推し活をモチベーションに収入アップ
推し活を楽しむために、副業を始めたり、資格取得でキャリアアップを目指したりすることも一つの方法です。
収入アップは、より多くの推し活を可能にし、同時に貯金額を増やすことにもつながります。
節約は行動しただけ成果が出るので簡単ですが、収入を上げることは行動しても成果が出るとは限りません。しかし、効果が出たときは大きく変化する力を秘めているので、挑戦する価値はあります。
私は、時間的な余裕を作るために本業の働き方を変えて転職をし、副業の割合を増やしています。
休みを自由に作ることができるようになったので、平日のコンサートや舞台、急に決まったイベントなどにも参加できるようになりました。
推し活を全力で楽しむための家計管理
- 家計簿をつけることで、支出を把握する
- 推し活のための予算を設定する
- 現在のお金の使い方を見直し不要な部分をカットする
自分の収支を把握すること・無駄遣いを防ぐこと・正しく貯蓄することで、貯金をしながらも推し活を存分に楽しむことが可能です。
節約と貯金は決して推し活の妨げになるものではありません。逆に、正しく管理をすることで、推し活をより楽しむための資金を確保することができます。
推し活は仕事をするとき・毎日を頑張る活力になるため、資産を増やすためにも大切なことだと私は考えています。
自分に合った節約・蓄財方法を見つけ、推し活と経済的な安定の両立を目指しましょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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