オタク歴30年のひかりと申します。
コンサート・舞台様々な場所に足を運んでいます。
「急に行けなくなった場合にどうしよう…」
「一緒に行く予定だった友達が行けなくなっちゃった…」
なんてことありますよね。
「急に予定が入っちゃって、他の日と交換してもらえないかな…」
ということも。
チケットについては、取るだけではなく他にも悩みの種が出てくることがあるので、そんなときの対処方法をお伝えします。
- チケットの交換・譲渡について注意すること
- 急に行けなくなった時の対策
チケットに関する譲渡・交換について
一番大切なことは、
正規の道でチケットを取得する
自分の名義のファンクラブから購入したチケットやチケットぴあなどにて自分で購入したチケット。
これに勝るものはないです。
しかし、チケットがなかなか取れないからこそ、他の方法でチケットを手に入れたくなります。そんなところへ、悪いことを考える人たちが色々と言葉巧みにだまそうとしてきます。
急に行けなくなった場合に自分の周りの人に行ってもらえればいいのですが、そうはいかない場合もあります。
詐欺にあったり、自分のチケットをだまし取られないためにも気を付けてもらいたいポイントをお伝えします。
正規ルートで購入するなどの決まりについては、理解したうえでの各自でのご判断をお願いいたします。
こちらの記事内容で生じた不具合につきましては責任を負いかねます。
万が一行けなくなった場合
正規のチケット譲渡サイトを利用する
数は少ないですが、公式でチケットの譲渡について仲介をしてくれるところもあります。
行けなくなったチケットを掲示板などに書き込み、購入希望の方が現れたら定価での取引をします。手数料を取られる場合もありますが、確実にチケットが手に入るもしくは相手に渡るまでお金の振り込みがされないという安心面でのメリットがあります。
例えば…
チケトレ 公式チケットトレードリセール
多くのコンサートやミュージカル・歌舞伎など様々な公演が対象となっています。
チケットぴあ Cloak
こちらは、チケットぴあで取得したチケットのうち「Cloak」を利用した受け取りの対象公演については再度リセールに出すことができます。
これらのサイトでは、購入希望者がいないと取引は成立しませんが公式が運営もしくは委託しているため、安心した取引をすることができます。
おけぴを利用する
「おけぴチケット救済(定価以下限定チケット掲示板)」というチケットの譲渡や交換について書き込める掲示板があります。
こちらは定価以下の取引しか受け付けていないというところが重要です。
チケット代の受け渡しについても「おけぴ入金お取次ぎサービス」があります。
おけぴ入金お取次ぎサービスとは?
- チケット代を一度預かり、対象の公演が終了後に相手へ振り込まれる
- 手数料が630円かかる
詐欺などの被害にあうリスクを減らすことができます。
その他、Twitter・掲示板などについて
チケットの譲渡や交換については様々な掲示板や他の方法があります。
利用する際は、慎重に活用する必要があります。
- 個人情報の交換をすることで安心感は増えますが、個人情報を悪用される危険もあるため、どの情報を伝えるかに注意する
- 「取り引き用アカウント(取引垢)」では、チケットを譲るときなどに定価以上の取引を持ち込んできたり、都合が悪くなったときにすぐに削除をされてしまう危険があるため要注意
個人情報を交換していても…
- フリーメールアドレスは削除される
- LINEも削除される
- Twitterもアカウントごと削除される
普段から使用していると思われないような、すぐに削除できるアカウントとの取引はおすすめできません。
相手とやり取りでの注意ポイント
定価以上の取引はしない
当然のルールですが、まだまだ厳しく取り締まってくれません。
「買う人がいるから売る人もいる」
自分の首を絞めない様にしましょう。
譲ってもらうときに事前支払いをしない
最近はネットでのチケット購入が主流のため、チケットが当選してから振り込みをすることが増えました。
とりあえず取ったけど振り込むお金がないからと言って、事前に請求をしてくる人もいます。
先に振り込むのはかなり危険なので、直接の事前振り込みはしないようにしましょう。
QRのみは注意が必要
チケットの電子化が進んでおり「QRコード」でチケットを表示させるため、「QRコードを譲る」ということを行う場合もありますが、こちらも要注意です。
QRコードはどの端末からも表示できるため、
- いろんな人に譲ると言って、実際には当日パスワードを変更してしまう
- 譲ると言っていた人が自分で入場してしまい入れなかった
ということが起こっています。
QRコードごとの譲渡や交換はとくに注意をして対応するようにしましょう。
チケット代を払ってしまうと無かったことにされる場合もある
チケットを交換する時に、公演日が違う場合も要注意です。
片方の公演が終わったタイミングで、連絡が取れなくなってしまったり、「そんな話はなかった」と言い逃れをされてしまうことがあります。
かならず証拠になるものを残しておきましょう。
例えば、
- 譲ってもらうことを書面に残しておく
- 譲ってもらうチケットの名義人を確認し、やり取りをスクショしておくなど
郵送では中身が見える封筒を使用する
郵送でしか受け渡しができない場合、間に「おけぴ」などの取り次ぎサービスが入る際はよいのですが、そうでないときは「中身の見える封筒」での受け渡しという方法もあります。
この場合、
- 必ず中身の見える封筒じゃないと受け取らない
- チケットが2枚以上の場合は外から枚数が確認できるようにしてほしい
2点を発送者にお願いしておきます。
「代引きで送ってもらったら中にチケットが入っていなかった」
これは本当にあった事例です。
チケットの取引は慎重に
面倒かもしれませんが、身の安全を守るため、詐欺に合わないため、嫌な思いをしないため、相手としっかり話し合って取引をする必要があります。
少しでも「大丈夫かな?」と心配になった場合は、中止することをおすすめします。
そのまま進めると大変なことになる場合が本当に多いです。
定価以上の取引をもっと取り締まってもらえたり、公式の交換場所や譲渡場所ができることが一番なのですが…
現状では、自分の身は自分で守ることがとても大切です。
皆さんが楽しんでコンサートや舞台を楽しめるよう、この情報がお役に立つと嬉しいです。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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